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休刊・休会

「月刊空手道」「フルコンタクトカラテ」が出版社の“諸事情”で休刊になったらしいです。かつては空手をする者にとって、特に「フルコンタクトカラテ」は流派を超えた技術のバイブル的な雑誌として愛読しておりましたが、ここ数年は購読どころか立ち読みさえしなくなっておりました。

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出版業界全体がネットの普及に伴う書籍販売の落ち込みが激しいらしいですが、その波が空手雑誌にも及んでいたのでしょうか。尤も私としてはネットの普及とは関係なく、失礼ながら中身がマンネリ化し面白くなくなったと感じ読んでいなっかたので、休刊になったからといって特段の思いはありません。

ところで、ふと思ったのですが、なぜ「休刊」なのでしょう。雑誌の休刊とよく耳にしますが「復刊」した雑誌などあるのでしょうか。私の知る限り…と言いますか、詳しく調べる気さえも起きませんが(笑)、復刊した雑誌などないような気がします。かといって廃刊や終刊とは聞いたことがありません。出版社自体が倒産し、復刊の見込みなどないのに「休刊」とは不自然な言い回しとは思います。

そう言えば、『空手道場界』において、「ん」と「い」の1字違いで似た言葉「休会」があります。当会においても休会制度はあります。よって休会した人は何人もいますが、「忙しいのでしばらく休む」だの「今ちょっとバタバタしている」と言った曖昧な理由で休会した者が復刊ならず「復会」した者は1人もおりません。語呂合いだけでなく、“復活する見込みがない”という意味においても休刊と休会は似た言葉でもあります(笑)。

ただ、受験勉強のための休会については応援します。受験休会といえば昨年3月に当会和歌浦道場を卒業したT君とK君を思い出します。中学生になってからも週2回の練習は休まず、中間テストだの期末テストだの言って休んだことは1日もなく驚異的な出席率でした。受験期が近づいてきた中3の秋頃に私が心配になり(汗)、受験休会を勧めましたが、「直前2か月だけ休会させて欲しい」と高校受験日の直前2か月前まで練習を続けてくれ、結果、県内公立高校偏差値トップの進学校に合格したのでした。

時々「勉強が忙しい」などと言って空手を“休会”して、2度と顔を見せることはない道場生がおりますが、結局は時間の使い方の工夫だと思います。もっとも「勉強が忙しいから」は表面だっての理由で、本当の理由は「辞めたいだけ」なのかもしれませんが(笑)…。

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