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子どもの発想

このところの金曜日のトップニュースといえば舛添都知事の中身のないくだらない定例会見ばかりでありましたが、一昨日の金曜日は日本中を驚ろかせて、また喜びに沸かせてくれた北海道の小学校2年生7歳のY君の行方不明6日目にして無事生存のニュース一色でした。

これについては親の躾のあり方や、莫大な捜索費用なども論議され、美談で済ませてはいけないという論調もあるようですが、とにもかくにも今はY君が無事で何よりではないですか。Y君の生命力、発想、行動、そして強運がアンビリバボーを生み出したのだと思います。

低年齢の子どもには大人のような固定観念がないので、大人では思いつかないことも思いつくらしいです。かつて、スポーツドクターの二重作拓也先生のセミナーに参加させていただいたときに二重作先生は「所詮、子どもの発想だとバカにしてはいけない。新しい通用する技は子どもの発想から生まれた場合が多い。」と講義されていたことを思い出しました。

「技」ではないのですが、先日、ある道場生の小学生男子が自由組手で右上段廻し蹴りを放つ際、右手で拳を握り脚の内側、股間のあたりに置いているのを見て、私は「より強く蹴るために、右手は脚の外側に!」と注意すると、「それは怖い」と言う。

モーションの大きい上段廻し蹴りに対するカウンターで腹部への前蹴り、軸足カットや関節蹴りはあくまで“正当技”。関節蹴りは危険なので試合では反則技となり、練習でも禁じていますが、カウンターで腹部への前蹴りはよく練習させています。ただ、相手は悪気でなく「前蹴り」のつもりでも、蹴りが下手で蹴り足がお腹まで上がらず、コントロールも悪く結果的に金的蹴りをしてくるので無防備になるのが怖いというのです。

女性の方にはわからない話しで恐縮ですが(汗)、決して下品な話しではなく、男の最大の急所であり、特に真下から蹴られたらときの痛さは口では言い表せません。勿論、試合では急所蹴りは反則になりますが、その男子の言い分は一理あり。子どもさんの発想に考えさせられることも大いにあります。ただ、来週は昇級審査会、型の上段廻し蹴りはキレイにやってよね!

CIMG2281aCIMG2283aCIMG2285a6月1日 中央道場 この日は県立体育館本館奥で卓球、横で剣道! さすがに地声では届きにくく、
エアロインストラクター用マイクを使用。でも、あんまり変わらんかったかな(汗)

CIMG2316aCIMG2317aCIMG2323a6月2日 河南道場 後ろ廻し蹴りの練習 初心者は目が回ったことでしょう(笑)
CIMG2340aCIMG2342a6月4日 河西道場 ミットは「さあ、蹴ってください」という“おいしい状況”
この状況で効かない蹴りをしているようでは、自由組手では絶対に効く蹴りはできないぞー

CIMG2360aCIMG2379a6月4日 和歌浦道場 シャドウトレーニング ワンパターンにならずに!

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