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真剣勝負

最近、各道場の小学生がどうも疲れた様子が多いです。どうやら来月に本番を迎える学校での運動会の練習でヘトヘトになっているようです。当会も来月には遠征試合や交流試合もあるので「そんなこと関係なし」としたいところでありますが、暑さもあり、道場生の皆さんの体調を損ねてはいけませんので、疲れ具合の表情を伺いながら、練習をすすめています。

運動会といえば、毎年、骨折の重傷を全国で何十人も出して物議を醸している組体操のピラミッド…、あれは一体何の目的でやっているのでしょうか。たしかにクラスメートとのチームワーク、“大仕事”を成功しての達成感は大事でしょう。しかし、育ち盛りの小学生に骨折等の、ひょっとしたら一生残るような障害を負わせる危険性のあるものをさせるほどの価値があるものとは到底思えません。

そのくせ、リレーや徒競走で一等になっても「一等になった者だけに賞品を与えるのは差別になる」「みんなで一緒にゴール」というわけのわからない理由で全員賞品授与。そんなことでは競争心は芽生えません。賞品といってもたかがノート1冊ぐらいでしょうが、競い合うことに意義があり、勝てば嬉しいのでさらに頑張る、負けて悔しいから勝てるように頑張るというのが大切であって、最近の運動会は「みんな仲良く」「チームワークが大切」と強調される一方「真剣勝負」が疎まれ、ちょっと違うのではないかと思います。

毎回申し上げるようですが、当会の交流試合、負けた選手には何もありません。他団体主催の大会では幼年参加者全員に記念品とかいうところもありますが、当会は冷たいようですが(笑)、そんなことはしません。その代わり勝てば1位から3位までは金、銀、銅のメダル、4位相当には敢闘賞盾授与はあります。そこは全員参加賞があった親睦目的の4道場合同夏の1日合宿との大きな違いであります。

当会の交流試合は全身防具はつけますし、組体操のような危険はないです。ただ、試合中は「みんなと仲良く」はありません。真剣勝負です。でもって、何回負けてもいいんです。なんてことないです。それを糧にさらに練習を重ねて勝てるように頑張る。そして強くなっていくのが目的であります。当会道場生の皆さんは負けるのを怖がらず、チャレンジ精神で年2回の交流試合に参加してもらいたいです。

CIMG5134aCIMG5144a9月13日 和歌浦道場

画像CIMG5153a
9月14日 中央道場

CIMG5156aCIMG5158aCIMG5159a9月15日 河南道場
画像CIMG5167a9月17日 河西道場

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