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実力と昇級

大相撲で実力以上の地位に上がって苦戦することを「家賃が高い」というらしいです。藪から棒に何を書くのかと思われるのかしれませんが、大相撲に限らず、どの競技でも、つまりは空手でもありえることであります。

もう14~5年前の話しですが、当会に他団体で黒帯取得という少女が入会してきました。失礼ながら物凄く黒帯取得が簡単な流派団体さんだったようで、実力はサッパリ、伝統派空手のことはよく知らない素人目にも突き蹴りが全くできておりませんでした。体験入門時は白帯をもう処分して持参しておらず、道衣姿の黒帯のまま参加してもらいましたが、色帯相手に組手をさせても、その子は明らかに「家賃が高い」状況でありました。

その当時は他団体との交流がない“鎖国状態”の団体が珍しくなく、大会も近年ほど多くなかったと記憶しています。よって、自団体のみの基準で小学生黒帯が多く、なかには二段、三段もいたと思います。このところ大会続きでしたが、昨今では小学生の黒帯は滅多に見かけません。いるとしたら、かなり強いです。

空手という競技、素質に溢れた天才型はともかく、殆どの人は実力をつけるのにかなりの時間を要す一方、少し気を抜いて練習不足になると実力低下は時間がかかりません。昇級審査会は来年2月に予定していますが、昇級どころか、「今の付けてる帯色の家賃が高い」ということにならぬように(笑)、自主トレ、ストレッチ運動も含め、しっかり練習に励んで欲しいと思います。

以下、先月の審査会で昇級を果たした人の記念撮影です。(順不同)
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