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上段廻し蹴り

今回は昨年の4月30日付ブログ以来の実技講座であります。「どんだけ離れてんねん」って言われそうでありますが(笑)、タイムリーにお届けしたいと思います。「タイムリー」と申しますのも、来月は当会の交流試合。また、交流試合に限らず、フルコン空手大会の“決まり手”の多くを占めるのが今回のテーマである上段廻し蹴りです。

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1~2 蹴り足で床を蹴り勢いをつけ、重心は軸足にかけて
3 蹴り足のかかとをお尻の直近まで引き付けタメていき(しっかりタメること!)
4 ここからそのまま膝を平行に蹴れば中段廻し蹴りに…落とせばローキックになる

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5 斜め上に上げていけば上段廻し蹴りに…膝のタメをそのままにしながら、軸足を回転させる
6 インパクトの直前まで膝のタメは保つようにする。膝を開くのが早い人は注意!
7 軸足は曲げないように、蹴り足の膝を開放、上体は倒さないように
8 インパクトの瞬間、蹴り足の膝は伸ばしきって、軸足の親指の下は浮かさないようにして蹴り抜く

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9 蹴り終えたあとはすばやく蹴り足を引き戻す
10~11 このときに蹴り足の膝は再び閉じる。膝を開いて降ろさないように!
12 このままスッと地面に降ろすが、相手の体勢によっては、ここで蹴り足を地面に降ろさず、相手のガードが下がっていれば、もう一回上段廻し蹴り。相手がガードを必要以上に上げていれば、脇腹への中段廻し蹴り。相手がサイドばかり気にして顔面、前面がガラ空きの場合、上段・中段前蹴りにすることもできる

いかがでしょう。当会各道場では何回も何回もこの蹴りの練習をしております。この蹴りができるようになるには練習が必要ですが、その前段階として股関節、膝裏が柔軟であることです。柔軟性は持って生まれた体質、骨格の形にもよりますが、小学生であれば毎日柔軟運動続ければ1~2ヶ月経てば間違いなく柔らかくなります。しつこいようですが、「蹴りが上手くなりたけば柔軟運動は必須」です!

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