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本物の帯

私の元友人に公立学校の教員をしている者がおります。先日、たまたまある場所でたまたま会って少し世間話しをしますと「モンスターペアレント」通称“モンペ”のクレームに悩まされていると言います。

どんな事例があったかなどと愚痴っぽく言い、話しが長くなりそうだったので、私は「そうか、大変だな。その親御さんも子どもが大事ゆえの出来事だろ。まあ、先生頑張れよ」と適当に相槌を打って(笑)、話しを終えました。ここは、「現」友人ならともかく「元」友人でありますので、深い話しにお付き合いできません。

公立学校のような“強制団体”は△△塾、○○教室といった任意団体と違い、嫌でも辞められず、子どもさんを通させ続けないといけないわけでありまして、不満があれば、それを学校に主張する場面が出てくるのでしょう。

よって、塾や空手教室を含めた任意団体においてはモンペとやらは存在しません。不満があれば、辞められてしまうだけであります(笑)。ただ、前所属流派時代にモンペではないですが、ある親御さんから「お言葉ですが」という前置きの上、「一般部はともかく少年部の昇級審査会は甘すぎです。受けて全員1つ級確実に上がり、良くて2つ級上がりで不合格者なし。子ども達全員喜んでいますが、どうでしょう。うちの子は6級になりましたが、あの2級の子より素人目からでも、親の贔屓目なしにしても上手と思います。逆にうちの子が実力不足なら落してくれて全然いいんですが…」という意見を言われました。クレームどころか極めて正論の内容でした。

当会発足後、しばらくは前所属流派の甘い昇級審査会を踏襲していましたが、現在はシビアに実力に応じた帯を巻いてもらうようしています。どうしても黒帯が欲しいというなら、極めて簡単。通販で簡単に立派な黒帯や茶帯が購入できます(笑)。そんなもの何の意味がないことは子どもさんなりにわかっていただけるでしょう。

先月の昇級審査会を受けて帯色が変わった人、受けずに帯色がそのままの人、受けたにもかかわらず帯色が変わらなかった人…色々でありますが、いずれにしても「本物の黒帯」を目指して練習に励んで欲しいと思います。

以下の写真は先月の昇級審査会で即昇級を果たした人の記念撮影です。(順不同)
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