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「プレミアムフライデー」とやらができました。さすがに、実施会社は少ないようでありますが、金曜日の夜というと、翌日から連休ということもあり開放的な気分になることが多いですよね。

学校や官公庁、一般企業が完全週休2日制の土日休みが一般化した時期は、私が社会人になって間もなくと記憶しております。花の金曜日、所謂「ハナキン」という言葉が定着し始めた頃、私は金曜日の夜といえば、当時通っていた空手道場(道場生は社会人・大学生ばかりです)でガチンコの組手で鍛えられていました。

金曜日の夜、翌日が休みということもあり社会人の一般部の方々は翌日仕事が休みのため「余力」を残す必要がないためか、通常の平日とは違い熱気のあるガチンコの組手ばかりでありました。ちなみに当時は今のようなプロテクター、サポーター類は普及されておらず、翌土曜日は体中に、特に脛にアザができていたものです。

当時勤務していた会社の同僚達、金曜日の夜となると飲み会に出向き、2次会だの大いに盛り上がっていたようで、翌週月曜日でもその話題で盛り上がっていたりしています。私は彼らが羨ましくて仕方なく、『空手のことなど考えず、ハナキンを満喫できればどんなに面白く楽しいのだろう』とばかり思っており、まさにハナキンはずっと理想の境地でありました。

でもって、ある日からハナキンを満喫すべく(笑)、空手を長期休会(一時退会)をし、毎週金曜日は飲み会だのコンパだの繰り出したのでした。

しかしながら、おかしなことにそれが全然面白くない…。自分が長い間思い憧れていた“理想の境地”がこうも面白くないものなのかと、その現実に驚きました。やはり、当時の自分にとっては毎週金曜日のガチンコ組手の緊張感があり、また、その練習が終わったあとの充実感があればこそ「楽しい」という気持ちになっていたのでした。それが全くなくなると、何とも味気なかったわけであります。それに気付いて3か月後、空手に復帰しました。

現在、当会は金曜日、原則「空き日」です。たまに中央道場の補講をすることもありますが、出席者はやはり少ないです。みなさんのハナキンの過ごし方はいかがなものでしょうか。

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初めてのプレミアムフライデーの翌日の朝はいつも通り河西道場の練習です!

本日は4ヶ月に1回の昇級審査会でした。今回は審査会場としては初の実施場所となる県立体育館で、前回の10月は秋にしては気温が高い「暑い審査会」でしたが、今回は気温の低い真冬ながら「熱い審査会」となりました。

というのも、前回の10月の審査項目の組手の部は翌週の交流試合出場者については免除、つまり、交流試合に出場すれば試合内容結果にかかわらず「組手の部合格」としたわけですが、今回は来月の交流試合までの期間が長く、また、試合に出るだけで免除というのも甘い気がしまして、全員組手またはサバキを課しました。よって開始から終了まで3時間近く要したのでした。

CIMG8664a今回の受審者はほぼ前回なみの40名弱
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基本はしっかりチェックしました。基本のできてる人は強いです。

組手の部は打撃力をじっくりと見せてもらうために写真を撮る時間はなかったのですが(ほとんどの親御さんがビデオ撮影されてましたし、まあいいでしょう!)、組手は同学年同級あるいは1学年前後、1級差前後で2名~3名の対戦をガチンコでしてもらいました。

組手の部は試合ではないですが、「2勝すれば昇級」「同級対戦の場合、勝った方が昇級に近づく」「連敗なら昇級は難しくなる」ことは受審者の方なら自ずとわかるはずであります。勿論、対戦相手の巡り合わせもありますが、受験でもそうでしょうが得てして相対的評価とはこういうものだとご理解いただければと思います。

受審者の方、お疲れ様でした。そして、今回未受審にかかわらず組手の対戦にわざわざ“応援”に来てくれた道場生の皆さんありがとう!自身の直接の昇級に関係なくても一生懸命やってくれた姿は良かったぞ。ひょっとして昇級阻止して憎まれ役になったかもしれないけど(笑)、この経験は必ず活きるからね!

目標

2017年02月12日
何気に直近3年の「全道場生の月別出席率」を見てみれば、2月が最も出席率が低いです。直近3年より前は見ておりませんが、たぶん何年も続いていることでしょう。これはおそらく当会に限らず、どの武道団体さんもそうではないかと思います。2月は1年のうちで一番寒い時期かつ受験シーズンです。風邪、インフルエンザ等の体調不良、そして受験勉強専念のための欠席…。

尤も、所謂“お受験”と言われる難関中学校の入試は1月末に行われているようでありまして、今月に入って結果がわかり、合格なら「一足早い春」を迎えることになるのでしょう。

当会道場生でも難関中学校を受験した子たちがいたようです。勿論、此方から受験の有無や合否結果を聞くようなことはしませんが、報告として「合格しました。」と聞かされると、やはり嬉しいですね!長い人生、難関校合格が全てではないですが、縁あって当会に入会いただき一生懸命空手を続けながら勉学においても高い目標、志しをもって難関校突破。心より敬意を表します。

空手を習う目的は人それぞれであります。指導者としては「強くなりたい」を第一目標にしてもらいたいのは当然ですが、志望校合格を目標にしつつ受験勉強の息抜きとして週1回空手に通い、それが脳の活性化につながって勉強の効率がアップしてもらえればこれもこれで「空手を習う目的」として大いにありかなとも思います。

以下、先週の各4道場の練習風景です。いずれも外気温3度から6度の極寒でした。

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2月7日 和歌浦道場 来週の昇級審査会に向けてのチェックです

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2月8日 中央道場 風邪気味でマスクの子がいましたが、無理はさせません

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2月9日 河南道場 この日は風邪等で3分の1が欠席、少人数での練習となりました

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2月11日 河西道場 4道場で唯一午前中練習の河西。日差し強く「汗ばむ陽気」です

警報

2017年02月05日
前回ブログの話しを引っ張るようですが、インフルエンザが全国的に大流行し、和歌山にも警報が発せられたらしいです。「インフルエンザ警報」などマスコミの作った言葉かと思いきや、厚生労働省が使用する正式名称というから、私も無知だったものです。悪天候の警報はよく聞きますが、 “病気の警報”まであるとは知りませんでした。

言われてみれば、先週の当会の各4道場、いずれもインフルエンザ罹患により欠席者がありました。時間的にも私がうつしたものではないでしょうが、2月のまだまだ寒い日が続くこの時期、今しばらくはインフルエンザの欠席者が少なくない日が続きそうです。

毎年、各道場で欠席のない皆勤賞に盾を贈っておりますが、インフルエンザの欠席の場合、出席率算定の分母から除外しますので、皆勤賞を狙っている場合も安心して(?)、しっかり休んでもらいたいと思います。

なお、主宰者の私の事情であり、道場生や父兄の方には関係ない話しでありますが、当会の練習場所に利用している公共施設、いずれも天候の警報発令のとき、練習中止でもキャンセル料はかかりません。というより、中止にするように勧奨されます。しかし、「インフルエンザ警報」の発令による練習中止の場合、キャンセル料は通常通りかかります。先日、私がインフルエンザで練習中止にした各日、後日全額徴収されたのは言うまでもありません(笑)。

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1月31日 和歌浦道場 早いものでもう1月もこの日で終わり


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2月2日 河南道場 次の日は節分「鬼は外」ばりの強い蹴りができるかな