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審査会での組手

2017年06月25日
先週は日曜日に実施した昇級審査会の各道場結果発表の週でした。昇級を果たした人もいれば、保留の人もいます。そこで、数人の道場生受審者、また親御さんから今回受審課目の「組手」についてご質問をいただきました。道場生に“最終判定”旗上げの審判をしてもらった件についてです。

組手の審査は重要といっても、少年部の皆さんにとっては自身の番以外は自分と関係のない他人の組手を長々と(今回は50分)延々と見ているだけの「退屈な時間」となります。そこで、審判させることで他人の組手をしっかり見て「勉強する時間」に変えるためにしてもらいました。ちょっとした責任感ももってくれると思います。

ご質問の概ねの内容は「審査会で組手の審判をした道場生の判定が絶対か?」ということであります。他の方も同じ疑問をもたれているかもしれませんので、ここでお答えさせていただきます。

回答は「あくまで参考」です。旗の数を参考としつつも組手の相手と内容を見て私が最終判断をしています。旗の数と違う判断もあります。前回のブログでも書きましたが、昇級審査会は試合と違い勝敗を競う場ではなく、本人の技量の内容を見せてもらう場です。例えば8級としての動きか、3級らしい攻めをしているかということです。

ただ、相対的評価をつけるために同級同学年あるいは同体格者と組手を行ってもらいます。試合でいえば、「引き分けか」「判定に迷う」「はっきり優勢でない」というような場合は両者とも可にしています。ハイレベル同士だと両者とも可どころか良や優にもします。直近では前回2月昇級審査会のニコ1級とヒナタ1級との小6女子同士の組手がその例でして、2人とも高得点で同時に黒帯昇級しました。

逆に組手で不可になるのは、「全くよお攻めていない」とか「はっきり劣勢」が2人相手に続いた場合などです。なお、3級以上はより厳格に相対的な強さを求めていますので、ご理解いただければと思います。

なお、次回の10月の昇級審査会の組手の部は例年当会交流試合時期と重なるため、交流試合出場者については組手の部を兼ねております。今年もその方針です。まだ3ヵ月少し先の話しですが、当会秋の交流試合の日程は10月9日(月・祝日)でほぼ決まっております。

さて、昇級審査会後の各道場の様子です。
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6月21日 中央道場 
高い蹴りが出来る子が多くなってきました。脚の長いしおりんの蹴りは別格の6級です(笑)。

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6月22日 河南道場 
期末テストのため中学生全員休みなど欠席が3分の1。横蹴りと後ろ廻し蹴りの練習をしました。

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6月24日 河西道場 
河南とは逆に中学生全員出席。オレたちはテスト期間なんて関係ない!ってことかな(笑)。

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6月24日 和歌浦道場 
来週の土曜日は7月1日、練習場所が変わります。いよいよ夏が本格到来ですね~。

今日は昇級審査会でした。5月28日付のブログで受審申込み状況が数少ないと書きましたが、申込み締め切り前に一気に増え40名少しとほぼいつもぐらいの人数になりました。

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基本重視なのはどの団体・流派でも同じです。基本できていないと応用できませんからね。

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白帯・無級は全体の約4分の1、初めての審査会です。緊張したかな。もっと気合の声出せよ!

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蹴りは突きよりも上手い下手がハッキリします。正しく、高く、速く、そして力強く!

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自由組手も重要な課目です。試合ではないので勝敗より内容重視です。

受審者の皆さんお疲れ様でした。審査結果は今週各道場で行いますが、最後にひとこと言わせていただきます。今日は技術云々は仕方ないとしても、組手の順番で名前呼ばれても返事しない子が非常に多かった!大きい声で返事することは武道の礼儀の基本中の基本です。私自身の指導も不足していたのかと反省しています。そんなことぐらいと思われるかもしれませんが、その点、今後はもっと厳しくしていきます。

近所付き合い

2017年06月11日
私はマンションに住んでいるのですが、お隣が引越しされました。ホッとしております。というのも、お隣の奥様、外見は上品な細身美人の若奥様そのものですが、「乱闘」が凄まじかったのであります。子どもさんに怒っているのか、ご主人に怒っているのか「何じゃ、お前ぇ~」と罵声が私の部屋に響き、モノを壁にぶつけてバーン!という音で深夜目を覚めたこともしばしば…。でもって、翌朝、顔を合わせますと「あ、どうも、おはようございます…」と上品そのもので挨拶くださいます(笑)。「いやぁ、奥様のおかげで寝不足で」などと返すわけにもいかず(汗)、何もなかったかのように普通に挨拶に応じました。礼儀正しく…これが美しい近所付き合いというものであります。

さて、空手の練習で公共施設を利用すると、そう広くない館内または室内でありますと単一団体で独占利用できますが、広い館内になりますと、全面利用とはいかず、他のスポーツ団体と“仲良く”半面利用となる場合があります。

先週の中央道場、久しぶりに半面利用で、お隣はK銀行の女子バスケットボール部の皆さんでした。聞くところ和歌山県代表チームであるとのこと。こんなとき「いいですねぇ、他の普通の行員さんが業務に忙殺されている時間にバスケットボールしてお給料貰えて…。」などと言うと美しくないわけでありまして(笑)、バスケットボールで入社できて競技専念できて安定したお給料も貰えるのも彼女達の「実力」。同じ和歌山県人として、2020年東京五輪の代表入り目指して頑張ってもらいたいものであります。

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6月7日 中央道場 練習風景
奥に見えるのがK銀行バスケットボール部の皆さんです。
お姉さん達の声出しに負けないよう大きい声で気合入れるように!

数ヶ月前でしたか、このバスケットボール部とちょっとした“トラブル”がありました。勿論、揉めたわけではありません。何かのはずみでボールが当会の練習中に転がってきたのであります。私がボールを拾うと、20歳ぐらいの長身の女子選手が「すみません!」と言ってくれています。私はそんなことぐらいで怒るはずはなく、シュートの手つきで『どう?このシュートの投げ方?』とばかりニコリと、ボールを投げ返してあげます。その女子選手のお姉さんは『なかなか、いいんじゃないですか』とばかりの表情の笑顔でボールを受けてくれました。

逆に当会の低年齢道場生がバスケットボール部の利用敷地内に乱入しかけたこともありましたが(汗)、私が「お前、もう空手辞めて、バスケット部に入れてもらうか?」と注意をして戻すと、お姉さん方は笑ってくれていてホッとしたものです。体も大きければ心も広い素敵なお姉さん方です。

しかし、全く対照的にこんなこともありました。別の公共施設ですが、ちょっと目を離したすきに、これも低年齢道場生ですが、横の半面利用の武道団体に足を踏み入れてしまったとき、そこの団体責任者らしき、いい歳の中年男が「コラァ!お前どこに入っとんじゃぁ」とヤクザまがいの口調で大声で恫喝。私はその男の大人気ない怒鳴り方が気に入りませんでしたが、此方に非があるので一応謝罪に向かいましたが、謝罪も拒否されました。

相手は幼年とも見える低年齢の小さい子どもさん。私がその立場なら「おっ、キミ、そっち辞めて、うちで空手するか?」とブラックユーモアで返してあげますが、度量の狭い人間もいるものです。なお、その男とは謝罪拒否された手前、謝罪をする必要がなく、その後、話しもする必要も全く、全然、少しもありませんので一言もしゃべっておりません。というか、どうでもいい人間、視界に入りません。特段に何の問題もありません(笑)。

梅雨入り前

2017年06月04日
前回、「もう辞められた方は当ブログをご覧になることもないでしょうが…」と書きましたが、そのブログ更新の翌日、この3月で退会した子の親御さんから「和空会ブログ、今も見ていますよ。」と実に温かいメールを頂戴しました。嬉しい話しであります。

さて、皆様方には関係のない私の個人的な“本人の勝手”の話しを書くのも恐縮ですが、今年度、4月以降は昼間の仕事に新たな役回りがきて「貧乏暇なし」と言いますか(汗)、土曜の昼間(午前中の河西道場と夜の和歌浦道場の練習の谷間)にさえ駆り出されたりしており結構バタバタしておりました。

6月に入って、少しは余裕ができる予定であります。まあ、今の世の中社会人忙しいのは誰でも一緒。何度も申しますが“本人の勝手”には道場生皆さんには何の関係もない話しでありますので、練習前の準備を怠ることなく、また練習時間中は道場生皆さんの安全に配慮しつつ、より空手の技術を向上していただくようしっかり指導させていただきますので、当会道場生父兄の皆様はご安心ください。

先週は各道場とも、新入会員の方々の練習に昇級審査会前の練習と内容はみっちりしたメニューでした。しかも、梅雨入り前蒸し暑かったですねー。それでは、少し練習風景の写真入りで各道場1週間振り返ります。

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5月30日(火)和歌浦道場 
サボれるときにサボるかサボらないのかが強くなるかならないかの分かれ目です!

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5月31日(水)中央道場 
5月に体験入門の5名全員入会してくれました。今日からみんなと仲間だぞ~。

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6月1日(木)河南道場 
2日前和歌浦道場で言ったことを同じことを言いました。「楽して強くなれない!」

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6月3日(土)午前中 河西道場 
5月に体験入門の3名入会してくれました。さらに賑やかになりそうです。

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6月3日(土)夜 和歌浦道場 
お母様方にもミット持ちお手伝いお願いしました。お母さんに「キツい~」と言わせるようになりなさい(笑)

なお、この6月3日午前中の河西道場の練習後、このところ土曜日の昼間は仕事が多かったのですが、この日は仕事は休みで3時間も昼寝をしてしまいました…。まあ、夜の和歌浦道場の練習に向けて英気を養ったということで(笑)。