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交流試合申込締切

2019年02月24日
来たる3月21日の第19回交流試合は出場申込みを締め切りました。毎回、出場申込みをしていない道場生または親御さんに「出場打診」をしたりしていましたが、今回は一切せず「締切日厳守」で、出場意志のない人あるいは申込み遅れにも対応しませんでした。入試選抜時期ですが、願書提出期日遅れに対応するような学校はあるわけがなく(笑)、普通のことだと思います。また、やる気満々の人が出場申込み忘れなどするはずがありません。

ということもあってか、今回の交流試合は当会道場生、不参加が多く、中央道場生が半数以上、和歌浦道場生が3分の1、河南、河西道場生もチラホラと出場せず、当会の総出場者数は70名と少なくなりましたが、他団体さんが26名もの出場申込みがあり、人数的に昨年なみの規模になりそうです。

ひょっとしたら、参加申し込みしたものの、「まだ迷っている」という人もいるかもしれません。しかしながら、もう“賽は投げられた”状態です。何事も経験、必ず強くなるための糧になるはずでであります。来月の交流試合、学年最後にして最大の大勝負目指して頑張っていきましょう!

以下、当会の先週の練習風景とトピックスです。
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2月19日 和歌浦道場 
交流試合までは基本少なめ、ミット打ちとスパークリングに時間を割くつもりでいます。

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2月20日 中央道場
ここは交流試合出場者少ないですが、しばらくミット、スパークリング中心にします。

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2月21日 河南道場
この日、私は仕事の関係で遅くなり、開始3分前到着の“ギリギリセーフ”でした…。

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2月23日 河西道場
「前に行かさないミット打ち」をしました。楽しんで、なおかつ、前に出る圧力強化です!

今日は昇級審査会でした。午後3時から開始したので、まだ日差しが強くポカポカ陽気の中での実施でした。40名の受審者の審査会における熱い気持ちが熱気になって開始時間当初は暑いぐらいでありました。

私は普段、道場生の皆さんと一緒に練習をしていますので、個々の実力はわかっているつもりであります。ですので、同じ色の帯でどっちが上手か相対評価が重要になるようですが、組手となると、私が個々の実力を「わかっているつもりだけだった」と思わせることもたびたびです。

以下、審査会の様子です。
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次回の昇級審査会は6月です。今は真冬ながら、4ヶ月後はもう夏です。今回、審査会を見送った人あるいはやむなく受けられなかった人も、4ヶ月は長いような気がしますが、何もしなければあっと言う間です。一日一日を大事に過ごしてほしいと思います。

2月の思い出

2019年02月10日
極寒の日が続いております。2月は1年で一番寒い月であり、一般的に空手を辞める人は多くても始めようとする人は少ないのではないかと思いますが、私が空手を始めたのは今から遡ること33年前の1986年2月、芦原会館関西本部に入会しました。

その当時は大ヒット漫画「空手バカ一代」の主人公にもなった芦原英幸先生率いる芦原会館の史上空前の「芦原空手ブーム」の時期で…、とここまで書けば私はそのブームの影響で空手を始めたと思われるかもしれませんが、「空手バカ一代」を読んだこともなく、芦原先生も知りませんでした。ただ、体を鍛えたいので何がいいかなと漠然と考えていたぐらいです。

そんな折、たった1人行く宛もなく、大阪なんばの南海電鉄南口、通称「なんばCITY」をブラリと歩き、友人とよく遊んでいたビリアードセンターの前を抜け、大阪球場近く、電車高架下前の路地に「空手」と書いた置き看板に遭遇しました。

どうやら、その前の建物の2階部分が道場のようで看板には「道場生募集」「見学歓迎」と書いてあります。『空手か…ちょっと見てみよう』と思いつつ、階段を上がっていくと、「セイ!」「セイ!」「セイ!」と成人男子の迫力の気合の声が響きます。さすがに躊躇して(汗)、階段を立ち止まっていると、「見学ですか?」と後方から階段を上がってきた道場生らしき人に声をかけられました。私より少し年上の“優しそうな”お兄さんでしたが、「はい」と返事をすると「どうぞ、上がってください!」と…。1人しか上がれないような狭い階段、下から促されると、もう降りられません(笑)。

でもって、見学するに至り、成人男子だけで30人のクラスは迫力満点。私を導いてくれた“優しそうな”お兄さんは黒帯を締めており、凄く強い!自由組手を見たとき、怖くなかったといえば嘘になりますが、『強くなってやろう』という気持ちが勝り、入会するに至りました。以降、10数年在籍することになるのですから、人生どこでどうなるか本当にわからないものです。

現在では、その当時の道場、近隣の大阪球場やビリヤード場はなくなっていますが、懐かしい思い出です。縁とは不思議なものであります。もし、33年前の2月のあの日、あの路地で「空手」の置き看板に遭遇しなければ、私は今こうして空手をしていることも、道場生の皆さんと出会うこともなかったでしょうか。

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2月6日 中央道場

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2月7日 河南道場

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2月9日午前中 河西道場

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2月9日夜 和歌浦道場

後ろ廻し蹴り

2019年02月03日
先週は各道場で後ろ廻し蹴りの練習をしました。難易度の高い蹴りですので、この蹴りのポイントの復習をしておきたいと思います。久々のブログ上の実技講座でもあります。「大は小を兼ねる」ということわざがありますが、こと、空手の蹴りについては“上は中を兼ねる”と言われます。つまり上段を蹴れれば中段も蹴れるということです。よって、ここでは上段後ろ廻し蹴りの連続写真で説明します。
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左足前のオーソドックスの組手の構えから、左手でフェイントをかけながら、左前足を右45度斜め前にステップイン。この左足が蹴る時の軸足になります。左手のガードは下げないように注意して、右肘を脇を締めたまま腰を切りかえて…。
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ここは右肘のリードが最重要!グイッと右肘を背骨に巻きつけるようにしていきますが、蹴り足の右足はしっかりタメて我慢できるギリギリまで動かさず、回転に合わせて右足を廻します。
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ここでどこを蹴るかの高さを調整します。写真では上段で、相手の側頭部または顎狙いですが、中段では相手の右脇腹レバー狙いとなります。いずれにしてもカカトが当てる部位であり、当てる少し前に膝を曲げれば、勢いがついて威力は倍増します。
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刈りきるように、弧を描くように廻す蹴りをして右足の着地のときバランスを崩さないようにします。

以上ですが、いかがでしょう。但し書きになりますが、後ろ廻し蹴りができるようになるには、その前提として廻し蹴りが正しくできることです。こうやって、徐々に技のレパートリーを増やしていきましょう!