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免状

私の親族のことで恐縮ですが、2歳上の実兄がアマチュア将棋竜王戦和歌山県大会で何回目かの優勝をして全国大会に出場し、将棋アマ六段の免状を日本将棋連盟より授与されたらしいです。将棋でのアマ六段は名誉段位を除いてアマチュアの実力段位では最高段位らしいです。「らしいです」ばかりでありますが(汗)、これは5か月前の5月の出来事を先日聞いたものでして、兄弟といっても歳をとってお互いに実家を離れ独立し、家庭を持てば滅多に会う機会などなく、その点うちも例外ではないわけであります。

ちょうど今、巷でニュースになっているプロ将棋竜王戦挑戦者のスマホソフト不正使用問題。私は「ソフトを使用でもしたのではないか」とからかうものの、持ち時間が5~6時間もあるプロと違い、持ち時間が20分のアマの大会では不正する離席の時間などあるはずがなく、第一、賞金がかかっているプロと違い、趣味で指しているアマがそのようなことをして勝っても何の面白みもないと言われれば納得してしまいます。

将棋のアマ段位の免状、上記のように大きな大会で優勝すれば、勿論「タダ」で貰えるのですが、そんな実力がなくても将棋連盟のネット上の段位認定問題を解いてある程度の点数を取れば、申請料(初段は3万円、五段は10万円等)を支払えば誰でも“買える”らしいです。それこそ、ソフト使用、カンニングし放題です。バカバカしい(笑)。そんなことで有段者になっても何の値打ちもないと思います。

さて、当会、発足以来、昇級状と昇段状は同じ様式で発行してきましたが、このたび捌斗流理事長公認のもと、初段昇段者には昇段状のほか免状を発行することにしました。せっかく黒帯になっても昇級状と同じ様式より箔を付けるのも良いとかいう判断からであります。過去の段位取得者については現在籍会員に限り昇段日に遡っての発行で既にお渡し済みです。
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↑当会免状フォルダー
当会の免状申請料ですが、刺繍入り黒帯込でも1万円に満たないので、高額ではないと思っています。ちなみに、某大手フルコンタクト空手団体などは初段受審料、申請料合わせると8万円らしいです。これは国家資格の税理士や社労士登録費用より高額です。何の費用にどれぐらいかかり、どこに、そこまでの価値があるのか驚きます。まあこれ以上書くとドロドロした「大人の話し」になりますので(笑)、ここまでにしましょう!

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