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禍中の夏

2020年06月28日
夏休み恒例の「1日合宿」こと当会4道場合同練習は施設に予約を取り消し、正式に中止を決定しました。尤も今年は小中高生の夏休みが大幅に短縮され、“夏休み”でもなかったわけですが、1年1回のみ4道場生の親睦会的な行事がなくなったのは残念な限りです。

交流試合、昇級審査会に夏の合練…そして出稽古も原則禁止している現状では他道場生と顔を合わせる機会は当面ありません。6月19日に全国的に県外への移動自粛が解除され、当初、競技内容に対して締め付けが厳しかった県営施設も緩くなってきていますが、コロナ感染拡大が続いている現在、引き続き気を緩ませることなく感染防止に努めて参ります。

以下、先週の当会の練習の様子とトピックスです。
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6月24日 中央道場
練習前、県営施設職員とコロナ感染防止対策を話しましたが、私の考えと大きな隔たりがあるようで、話しをしても時間の無駄。道場生の安全は私が守ります!

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6月25日 河南道場
黒帯ショウタが昨年末以来半年ぶりに来場。入試、コロナ休校もあり、遅くなりましたが「高校入学」の報告を受けました。当会でまだまだ頑張ってくれます!12年前の彼の入会がつい最近のことに思える一方、僅か半年前に会った昨年末が遠い昔に感じられたのは未曾有の現況ゆえでしょうか。

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6月27日 河西道場
ソーシャルディスタンスの確保のため正面の位置を変え、従来の縦長から横長に並び替えました。「正面に荷物を置かない」というルールは一時ストップです。

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6月27日 和歌浦道場
低学年の子は距離を保つのが難しいのか、動きのうちにどうしても前に近づいていきます。コンビニやスーパーのレジのように立つ位置を床にテープ貼ってやろうかと思いましたが(笑)、板の間の床にテープ貼りは施設から禁止されています…。

今日午前中は昇級審査会でした。行事を施設で行えば、多密となるので、新型コロナ感染予防もあり当会史上初となるオンライン審査会となりました。

前回の審査会が2月中旬。そして、3月と4月の2か月間はほとんど練習が中止となり、5月にオンライン練習をしたものの、常時に比べれば、圧倒的に練習不足であります。それでも、今回の審査会目指して、自宅トレ等自己鍛錬した道場生諸君には敬意を表します。
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オンラインゆえ組手はできませんでした(現況、道場施設でも自由組手はできません)が、その分、基本以外の型や拳立て伏せの基礎体力しっかり見せてもらいました。受審者ご家族の皆様もお疲れ様でした!

2つの対策

2020年06月14日
これから先2~3カ月は新型コロナ感染予防対策に加えて熱中症対策も講じなければいけません。先々週、私が全道場生の皆さんに配布したフェイスシールドはいかがでしょうか。

お洒落なマスクが流行っている一方で、フェイスシールドは不格好ではありますが、「マクスは暑苦しい」と思う人には良い物ではないかなと思います。新型コロナの影響で毎日マスクをすることがマナーとなっているものの、「暑い夏に常時マスクをする」という“未知の領域”をどう過ごすか。この夏、最大の課題であります…。

以下、先週の練習風景とトピックスです。
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6月9日 和歌浦道場
フェイスシールド着用道場生がチラホラ…。

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6月10日 中央道場
ご覧のようにソーシャルディスタンスの確保は十二分にとれています。

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6月11日 河南道場
土足禁止でないフロアー。例年床マット敷いて裸足でしますが、それでは距離が密になるため、床マット敷かずに運動靴で練習。「靴履いたら蹴りにくい?空手は護身術!アホなこと言うな(笑)」

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6月13日午前中 河西道場
ここは上級者が休憩時間も距離をとって雑談せず、後輩の見本になってくれて助かります!

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6月13日夜 和歌浦道場
変則2部制1時間限定はこの日まで。次週からは徐々に戻していきたいと思っています。

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6月14日 オンライン道場
オンライン併用もします!腕立て伏せ等、手を床につける補強運動は施設より安心ですよね。

リスタート

2020年06月07日
準備、対策を整えて、先週はようやく施設利用での練習をリスタートしました。「第2の波」がきて再々々利用禁止にならないように願うばかりです。

最近、コンビニやスーパー、役所、どこに行っても人と人が対面の場所では、マスクは当然着用の上で飛沫防止・感染予防のためアクリル板やビニールシートが設置されています。当会は当面、道場生同士が向かい合わず一定方向を向いた練習を行いますが、私は道場生の皆さん同様“一定方向”で背中を向けての指導などはできず、ソーシャルディスタンスを十分とったうえで対面しますが、マスク着用プラス、フェイスシールドを着用することにしました。
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↑のようにフェイスシールドを着用しての対面指導です。アクリル板代わりにはなっているでしょう。意外と空手の動きも支障なくできました。全員、大声での気合と発声は禁止です。

ということで、各道場リスタートの状況はといいますと、全道場初級、中上級者と時差開始を行い。それぞれ練習時間は1時間のみでした。

6月2日 和歌浦道場↓
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先月オンライン道場参加者以外は少しキツそうでしたか。実に久しぶりの練習ですし、まずは体力の回復から!

6月3日 中央道場↓
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ここは初級者がほとんどで後半部は3名でしました。レベルに合った練習ができたと思います。

6月4日 河南道場↓
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気温が高い日でしたので冷房を使用しましたが、窓や扉も開放しました。扉には「非常時以外開閉禁止」と書かれていますが、職員さんに話しをすれば即了解でした。そう、今は“非常時”なんです…。
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時差開始をしていますが、基本の合同練習の30分間は人数多くなりました。ただ、ソーシャルディスタンスの確保はしています。
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後半部の中上級者のみなら、かなり余裕あるでしょう。

6月7日 河西道場↓
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全道場ですが、出席印のセルフ押しはさせず、私が押します。この印鑑が“共用”部分とならないためです。
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ここも冷房しながら窓解放…。快適でしたね~!この日の出席者諸君全員、先月のオンライン道場に参加してくれており、ブランクを感じさせませんでした。

また、今は共用部分に触れることは危険行為ですので、道場生諸君には掃除や窓閉め手伝わせたりせず、私1人でやります。練習終了後は出入口付近で込み合わせないように注意促して速攻手消毒して帰っていただきます。

全道場とも練習中のソーシャルディスタンスの確保は問題なかったのですが、気になったのはやはり休憩時間ですかね。道場生同士、どうしても近寄って談話しがちです。なお、上記のフェイスシールドはお約束通り先週出席の全道場生に配布しました。練習時間は勿論、休憩時間も談話するときにフェイスシールド着用すればいいかなと。ただ、今月は熱中症対策も合わせて行わなければいけません。無理をせず乗り越えていきましょう。