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大会での危険行為

現在、動画サイトで大問題となっている空手の大会での危険行為について、長年空手教室や大会を主宰している者としての私見を述べたいと思います。


動画を見て一番に思ったことは審判員の安全意識が欠如していることであります(ヘッドギアなしであることはそういうルールでしょうからそのことの善悪は言いません)。まず顔面パンチの反則技があって殴られた方は後ろ向きになったところを上段廻し蹴りで倒れたわけでありますが、倒れた選手をほったらかしで審判員が「今の技」について協議に入っております。これは絶対にダメ!

 

まずは倒れた選手に大会ドクターなり救護班に手当てを受けさせなければなりません。反則をした選手もエキサイトしての悪意のないことでしょうから、ここでは彼が悪いとか言うのは控えます。

 

顔面パンチが入った時点で審判員は注意を与えねばいけませんでした。大会で盛り上がるのは結構ですが、やはり空手という競技の性質を考えて危険はつきもの「安全第一」で運営しなければならないと思った次第です。


11月14日 河南道場

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11月16日 和歌浦道場

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 別に上記の「危険行為」があったからではないのですが、2道場とも手による顔面攻撃の受け方の練習をしました。空手を習っているのに顔や頭を叩かれて泣かされるというのは試合では手による顔や頭部攻撃が禁止されているとはいえ、さすがに「それは違うだろ」と思うわけであります(笑)。


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2024年11月10日
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