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出稽古

当会夏の練習場所は4道場とも冷房機器のある施設で行っていますので、熱中症の心配もさほどなく、「通常の夏気温」ならとてもできないミット打ち100回以上やごく短い休憩時間でハードな動きの練習時間を取ることができています。難点を挙げるとすれば「施設使用料が高い」ということと「場所が体育館よりかなり狭い」ことでありましょうか。

「施設使用料が高い」のは主宰者の“私の勝手”でありますが(笑)、「かなり狭い」ことにつきましては狭いことは狭いですが、それでも町中の常設道場の一般的な「町道場」に比べて狭すぎるということもなく15~20名ぐらいまでが練習するには十分の広さであります。

ただ、それ以上の人数となりますと、スペース的に“定員オーバー”となり、体育館(武道場)使用時には出稽古が10名来てくれようが全く問題なかったのが、夏の利用施設では基本稽古の立ち場所さえ困難になる状況になるわけでありまして、各道場とも7・8月に関しては出稽古可能時間を設けています。

所属道場生の基本稽古、移動稽古、ミット打ち練習のスペースと時間はしっかり確保したい。しかしながら、他道場からの出稽古もさせてあげたい。という2つの思いから自由組手がメインとなる後半部のみ出稽古可能時間としました。時間は短くても入れ替わり立ち替わり1分5セットぐらいは自由組手をしヘトヘトになれば「出稽古をしっかりできた」という気持ちになるでしょう!

画像画像7月19日 和歌浦道場 
夏の練習場所・健康館は“狭い”とは言っても所属道場生のみなら普通に動けます。

画像画像7月20日 中央道場 
この日は中央コミュニティセンターではなく県立体育館を利用。
冷房を使用し、出稽古終日可能にしたこの日は中央所属道場生以外も多数参加し賑わいました。

組手が強くなるには普段の練習が大事ですが、同じぐらいの体格、年齢で自分より少し強い人とガチ組手をするのが一番勉強になると思います。圧倒的な体格差、力量差は勉強にならないどころか危険であります。

中央道場はこの3ヶ月で10名の新規入会があり、しっかりと指導しなければならないので所属道場生のみでできるだけ少人数でという思いと約束組手等中級者以上と練習すれば強くなるので出稽古に来て欲しいという思いが入り混じり複雑な思いでありますが(汗)、出稽古の方はその点寛容にご理解いただければと願います。今は「新入生」でも1年後には、いや半年後にも「強力なライバル」になる可能性がありますので…。

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