コロナ禍以降、空手界においては試合に限らず、防具のヘッドギアについては「マイヘッドギア」が常識となり、今や大会では勿論、道場所有のヘッドギア貸し出し、所謂“使い回し”はどの道場でもされていないと思います。ヘッドギアの購入が義務付けられて、保護者の方のご負担は増し、道場生の皆さんの荷物が増えて申し訳ない一方、この夏場に汗まみれになれば「使い回しより、マイヘッドギアの方が気持ちいい」という声も頂戴しており、道場生活においてもこれが新生活様式なのかと思ったりもします。
唯一、マイヘッドギアで困った点があるとすれば、大会開催時に「赤白分け」がヘッドギアで困難になったことでして、今春の交流大会では苦肉の策として「赤白分け」を胴体プロテクターにて行いました。上段蹴りが入ったときに、ジャッジする審判の方の瞬時の判定が一瞬“誤審”に見えたりしたものでした(笑)。
その赤白リバーシブル仕立て胴体プロテクター、装着もマジックテープが簡易でかなり重宝してましたが、このたび数個のマジックテープが劣化し吸着しなくなってきているのも多くなって、買い替えとばかり追加注文しようとそのメーカー販売店にコンタクト試みたものの、何とこのコロナ禍で実質廃業状態になっていることがわかりました…。
この赤白リバーシブル&マジックテープ胴体プロテクターは他メーカーにはなく特許モノで、事実、数年前にはそのメーカー販売店オーナーも「この商品の特許を取る」と意気込んでおられましたが、残念であります。物はいつか壊れますので、今後、胴体プロテクターについて一考せねばなりません。
このプロテクターいつまで持つやら…。
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