6月20日 和歌浦道場
火曜日ということもあり少なかったです。
試合に出るチームと通常チームに分けて稽古しました。
試合チーム
ミットへの打ち込み中心に次の和歌山空手道大会の1分30秒行いました。
オウタは身長もあるので特大ミットを使用して突き、蹴りで打ち込み致しました。
カレンは足も上がりますので近距離での上段蹴りやアクセルキックにも挑戦しました。
通常チームはラダーを中心に持久力や敏捷性の訓練を行いました。
ラダーも初級と上級に分けステップを変えましたが少数だったのでいつもより早く順番が回ってくるのでみんな汗びっしょりになりました。
難しいステップにも挑戦しましたが、全員一生懸命集中してくれました。
6月21日 中央道場
今回はパンチ力測定器を使用して全員の左右のパンチ力を測定しました。
やはり全体的に右の数値が高くても左が低い子が多く左パンチ力UPも課題の一つだと思います。
9級以上チームと10級以下チームに分け別メニューをしました。
☆9級以上チームメニュー
他道場と違い稽古スペースが大きいがゆえに試合で逃げる姿勢の子が多くみられるので、なるべくスタート地点から離れずに横ステップなどを活用して戦えるようにポイントを決めた上突きのみの打ち込みを行いました。
☆10級以下チーム
基本の前足のスイッチ運動を合わせた突きの稽古を行いました。
また、稽古を受けるという姿勢を持ってもらう為に自分の順番がくるまで座って待つ→自分の番が来たら、押忍『お願いします』→スイッチ運動からの突き→押忍『ありがとうございました』と一人ずつ行ってもらいました。
人数も多く、同じ学校の友達もいるので挨拶や話し方が雑になっていることもありますが、やはり『武道』は礼節で始まり礼節で終わると言っても過言ではありません。
仲間や年長者に対する言葉遣いや態度に対しても今一度見直していきたいと思います。
6月22日 河南道場
パンチ力測定器を使用し左右のパンチ力を測定しました。
河南道場はムードメーカーのセイヤ、レンが何をするのも真剣に取り組んでくれるので盛り上がります
また、下級生の面倒もよく見てくれ助かります。
7月にある和歌山空手道大会に出場する子もいますので試合と同じ1分30秒で決めたポイントから離れすぎないように下段蹴りのみで攻める打ち込みを行いました。
1分30秒戦い続ける体力がない子も多く持久力を付けることが課題です。
また、話し方や態度が雑になっている子がおります。『親しき仲にも礼儀あり』とも言いますし『武道とは道徳心を高め礼節を尊重するもの』です。言葉遣いや自分の立場をわきまえない子は指導しても聞く耳を持たず試合で勝てなくなります。
仲間や年長者に対する言葉遣いや態度は空手に対する姿勢を表しそれが結果に繋がると思います。
巻いた帯色に恥じない人格者になって欲しいです。
6月24日 河西道場
パンチ力測定器を使用して左右のパンチ力を測定しました。
また、合わせてワンツー突きのミット打ちを行いました。
高学年になるとしっかりと前足に体重をかけ無駄な動きがなく一気にパワーを集中させることができ数値も大幅にUPしました。
組手では押されて動く範囲が大きい子も多いので、中央、河南同様にポイントを決めてポイントから離れすぎないように下段で攻める打ち込みを行いました。
組手やミット打ちでは『誰としたくない誰としたい』と自分勝手に申し出る子もおります。こういった事を口にするのは試合に出ない子が多いです。
当会主宰、他道場主宰の大会では当日まで相手が分からず体重や体力指数、級などで区別なくトーナメントされることが普通です。低学年や中学生になれば男女混合の場合もあります。初めて向かい合う相手が自分より強いのか、体格が大きいのか関係なくその場で自分の全力を出しきります。だからこそ、日頃の稽古に真剣向き合う必要があり、週に一度の稽古の1時間45分をどう過ごすかが問われます。
相手を選ぶのではなくどの相手であれ全力で対峙できる力と精神力を養う為にも大会にはどんどん出場して欲しいです。色々な大会に出ていけばあらゆる道場の子供達と知り合いになり、大人が教えることができない事も子供達同士で学びあいしていきます。
勝敗に関係なくひと大会ごとに成長する姿がそこにあります。
家庭の事情もあると思いますが、折角空手を学びにきてるのに試合にも出ず帯色だけを上げるのではなく、大会に出て実践を経験し本当の意味で『空手をしてる』と胸を張って言えるようになって欲しいと思います。
6月24日 和歌浦道場
パンチ力測定器を使用して左右のパンチ力を測定しました。
和歌浦道場のいいところは常に誰かを意識しながら『あの子より上に行きたい』と闘志を燃やせるところです。
しかし、闘争心だけでなく応援しあえることもこの道場のいいところです。
他の3道場同様にポイントを決めた下段蹴り打ち込みを行いました。
学年関係なく力に合ったペアにしていますが下級生にやられて闘志を燃やす子もおります。
カレンの初段認定証の授与を僭越ながら林先生に代わりお渡しさせていただきました。
人一倍努力家のカレン。みんなの手本です。おめでとうございます。
パンチ力結果
1位 タツヤ(和歌浦・小6男子) 右75 左61
2位 オウタ(和歌浦・小6男子) 右70左57
3位 ダイト(河西・中2男子) 右64左59
4位 オトヤ(河西・中3男子) 右69左60
5位 トキカ(中央・高1女子) 右61左56
左右平均値
成長期の男子は強いですね。
このパンチ力をどう活かすか…また、定期的に測定したいと思います。
(玉置代表代行報告)